以前、一身上の都合で仕事を辞め、次の仕事が決まるまでの間失業保険をもらいながら生活していた時期がありました。

今までの生活でもなかなか苦しかったのに、失業保険で暮らすとなるとさらに厳しい。

しかも、社会保険は無くなり自分で国民健康保険に加入して払いながら、家賃光熱費養育費などなどは同じだけかかるので、雀の涙ほどの貯蓄はすぐに底をつきました。

そうしてようやく次の仕事が決まったのですが、その仕事の給料が入るまでにまだ1ヶ月以上もある状態で、月末がやってきました。

ガスが止まり、家賃も危ない...どうしようと悩んで悩んで、とうとう友人に泣きつくことにしました。

一人目の友人に電話。貸せる金はあるが、妻に相談しないと勝手には出せないとのこと。奥さんと相談してもらった結果、NOとの返事でした。

二人目。即答で貸せないとのこと。三人目。そんなに厳しいなら貸してあげると言ってくれました。嬉しかった。良かった。

しかし、元々貯蓄もないのに仕事を辞めてしまうようないい加減な性格の私でしたので、借りられたことに満足してしまい明確な返済計画も話さずに「仕事の給料が入りだして落ち着いたら返す」という約束で了承してくれたのでそのまま借りてしまいました。

三か月後、友人から電話があり「あれ以降会っても何も進捗を話してくれない。落ち着いたら返すという約束だったが、今どういう状況かくらい話してしっかり返済計画を立ててくれ。そうでないと今すぐ返してもらうことになる。」とのこと。

まったくごもっともでした。普段からとても優しくて楽しく過ごしていた友人に迷惑をかけてしまった。

翌月、少し無理して全額返済しましたが、それ以降その友人と会ってもどうしても以前迷惑をかけたことが心から拭えず、一歩引いてしまっています。

いざというときに頼れるのは友人ですが、金の貸し借りとなると話は別。

やはり、身近な人から金を借りるのは良くないな、と思います。